お盆

初盆のお返しののしの書き方と粗供養と志の違いを詳しく説明します!

目安時間 7分

 

皆さん、初盆のお返しの準備はお済でしょうか?
この記事を読んでくださっているということは、初盆のお返しの熨斗(のし)を用意することになったのでしょうか。

 

百貨店などに直接向かえば、スタッフの方と相談しながら熨斗の準備ができるのですが、インターネットショッピングで申し込むときなんかは、自分で熨斗の種類を打ち込むことになるので、ある程度、熨斗のことを知っておかなくてはいけないんですよね。

 

でも、初盆のお返しの表書きって本当にいろいろあってややこしいんですよね。
たくさんある中でも特に多く使われる表書きが「粗供養」と「志」。この2つの違いって何だろう?

 

この記事では、初盆のお返しの熨斗の書き方と、表書きの「粗供養」と「志」の違いについてを説明します。

初盆のお返しののしの書き方は?

では、初盆のお返しの熨斗の書き方について説明します。
…が。

 

初盆は地域によっては「新盆」と言われているように、その地域や習慣によって違いがあります。
なので、熨斗の書き方にも地域によって違いがあり、タイトルには「詳しく説明します!」と書いてしまいましたが、実は「あなたが用意する熨斗はこれです!」とハッキリ言いきることができないのです。

 

とはいえ、基本的なマナーはありますので、熨斗の書き方について説明します。

まずは、水引です。

 

仏事用の熨斗には、白黒の結び切りの水引と、黄白の結び切りの水引があります。

黒白の水引の熨斗が良く使用されますが、関西では黄白の水引を使うことが一般的です。

 

ちなみに、わたしは関西出身でかつて百貨店に努めていましたが、覚えている限りでは白黒の水引を用意したことはありません。関西ではそれくらい黄白の水引が一般的です。

しかし、黒白の水引と黄白の水引、どちらを使用しても失礼に当たるということはないので、関西出身の人の初盆を関東で迎えるという場合は、初盆を迎える場所に合わせて白黒にしてもかましません。

 

水引の下には、名前を書くことになりますが、喪家の苗字を書くのが一般的で「○○家」と書きます。
最近は、喪主のフルネームを書くという場合もありますが、やはり苗字のみで名前を書くパターンの方が多いです。

熨斗の用意が出来たら、熨斗のかけ方についてです。

 

熨斗のかけ方には、品物の上に熨斗をかけて、その上から包装紙で包む内のしと、包装紙の上から熨斗をかける外のしがあります。

 

ちなみに、わたしが住んでいる地域は内のしのことを中のしと呼んでいます。

お供えは外のしが基本となりますが、初盆のお返しの場合は内のしとなります。
初盆のお返しに限らず、お返しに使用される熨斗は控えめな内のしが一般的となります。

初盆のお返しののしの表書きは粗供養でいいの?

では、なんとなく初盆のお返しの熨斗の書き方が分かったら…。
表書きについて説明します。

 

初盆のお返しとして、使用される表書きはいくつかありますが、中でも多く使われているのが「粗供養」と「志」です。
志はのちに説明しますので、まずは粗供養について説明します。

粗供養には、「お返しの粗品」という意味があり、関西地方で多く使用されています

 

供養していただいたことに対してのお礼として粗供養という言葉が使われるのです。

まれに、「先祖への供養」という意味から「祖供養」という字を使う方もいらっしゃいますが、粗供養には「粗末な品物」という意味が込められているので、 「祖供養」は基本的に使われません。

 

粗末な品物と聞くと、「粗供養」を使わない地域の方にとっては、「お返しなのに粗末なもの?」と違和感を感じられることもあるようですが、手土産を渡す際に「つまらないものですが」という言葉を添えるように、謙遜した意味で「粗末」という言葉が使われています。

 

日本人独特の奥ゆかしい表現ということですね。

個人的には、「粗供養」が1番初盆のお返しとしてふさわしい気がしますが、冠婚葬祭には地域や一族のルールが最優先です。

 

なので、お住いの地域で「粗供養」が使用されないのであれば、使用されなくて当然ということになります。

初盆のお返しののしの表書きは志でもいいの?

では、先ほどは「粗供養」の表書きについて説明しましたが、次は「志」の表書きについてです。

「粗供養」の表書きが関西で多く使用されるのに対して、「志」は関東で使用されることが多いです。

 

地域によっては、香典返しは「志」、法事の引き出物は「粗供養」と使い分けている地域もありますが、基本的に「粗供養」も「志」も同じ意味で使われています。

仏事の熨斗の表書きや水引には、葬儀の際の宗教や地域によって違いがありますが、宗教を問わずに使うことのできる表書きが「志」です。

 

志には、「気持ち」という意味が込められており、関東を中心に使われ始めた表書きで、関西でも徐々に使われ始めています

志の表書きを使用する際に気を付けてもらいたいことは、「志」と似た表書きで「寸志」という表書きがあることです。

 

寸志には、目上の方から目下の人に向けたお礼という意味で使われる表書きです。さらに寸志の表書きを使う場合は紅白の熨斗が一般的。
「志」と「寸志」は似た言葉ですが、寸志を使用してしまうと大きな間違いになってしまいますので、くれぐれも間違えないように注意してくださいね。

まとめ

以上、初盆のお返しの熨斗についてでした。

 

ここまで書いてこんなことを言うのもなんですが、百貨店へ行けば店員さんと直接のしの相談ができますし、用意するのに1番合っているものを提案してくれます。
ここまで読んでみたけどやっぱりどうすればいいのか迷ってしまう…、という方は、直接百貨店まであしを運ぶことをおすすめします。

 

初盆は気持ちよく供養ができるといいですね。

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ひいろです。

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